今年COLTのエントランスに突如登場した、ジャイアントロボ等身大フィギュア。
実は、腕が半壊状態でやってきたのです。
そこで、なんでもやってしまうCOLTスタッフ。復元ミッションを開始したのであります。
では、その復元内容をちょっと詳しくご紹介いたします。
等身大フィギュアを低コストで修復?!
今回のテーマは、いかにコストをかけずに修復してしまうか。
そこは、技術の見せどころ。
バラバラになっていたパーツを 内側にグラスメッシュを貼ったり、金具をリベット打ちしてつなぎ合わせて・・・
グラスファイバーパテで欠損した部分を埋めていきます。 長い間バラバラになっていたせいか、パーツの変形もあって つなぎ目が合わずに苦労しました。
なくなっていた手は 下地を作って・・・ (廃材利用でコストダウン)
肉づけしていきます・・・
ほぼ形になったところ。 あとは右手指の肉づけ。
塗装前に下地のパテを塗っては削りを繰り返し、 割れ目やパーツの変形を分かりにくくします。
胴体に戻した時に違和感がなるべく無いように できるだけ近い色の塗料を作って塗装です。
完成した腕を胴体に戻して修復完成!
修復したジャイアントロボ、COLTのエントランスでお出迎えしております。
COLTの技術力をもってすれば、等身大フィギュアの修復も可能です。
倉庫で眠っているケガしたフィギュアたち、蘇らせてみませんか?