時は平成の現代。
おもちゃ談義に花を咲かせるおじさん2人。
このいい大人たちの密会は、昭和レトロの町並みを今に残し、年間約40万人もの来訪者を迎える「昭和の町」で有名な大分豊後高田市で行われた。
一人のおじさんは、言わずと知れたCOLT代表、昭和おもちゃコレクター大野。
もう一人のおじさんは、昭和の町のテーマパーク「昭和ロマン蔵」のメイン蔵「駄菓子屋の夢博物館」館長、小宮裕宣さん。
くしくも先日TVQ「ぐっ!ジョブ」で放映された「趣味が高じて会社を作ったコレクター」に出演した2人。
この二人の昭和レトロコレクターおじさんたちは、仕事にかこつけて、趣味のおもちゃ談義で大いに盛り上がった。
面白いおじさんたちが、楽しいのだから、きっと多分たのしいはず。多分・・・
レトロ香る昭和の町のテーマパーク「昭和ロマン蔵」
現在多くの観光客が訪れる昭和の町は、大分県の豊後高田市に位置します。
豊後高田市の中心商店街は、江戸時代から昭和初期まで国東半島で一番栄えた町でしたが、全国の多くの商店街と同じように、時代の波に取り残されて、寂しい町になってしまっていました。
しかし平成13年、昭和30年代の活気を取り戻そうと、「昭和の町」立ち上げられ、当初7店舗からスタートした町おこしは、現在40店舗に拡大。
全国的に脚光を浴びるまでに成長を遂げ、懐かしい昭和レトロを求めて、多くの観光客で賑わうまでに復活しました。
「昭和ロマン蔵」は、その昭和の町にある「昭和のテーマパーク」です。
豪商野村家の倉庫を、昭和レトロな教室、ミゼットをはじめとする自動車展示、観光案内所、レストランなど、懐かしい昭和であふれるテーマパークに改造しました。
その中でメイン施設は、「駄菓子屋の夢博物館」。昭和のおもちゃ6万点が展示されています。
駄菓子屋の夢博物館って?
駄菓子屋のおもちゃ所蔵で日本一の名コレクター、小宮裕宣館長の20万点を超える所蔵品の中から6万点が展示されている、日本でも有数の昭和レトロ博物館が「駄菓子屋の夢博物館」です。
2020年、オリンピックが東京で開催されますが、小宮館長のコレクションには以前の東京五輪に関する品々まで。駄菓子屋の夢博物館では、金・銀・銅メダルが借りられて記念撮影も可能なのだとか。
それにしても、おもちゃコレクションが20万点以上って、熱いおじさん過ぎませんか?
小宮館長のコレクター暦は、少年時代に始まります。
昭和23年福岡県北九州市生まれの小宮館長は、駄菓子屋の常連さん。おまけのおもちゃが大好きで、大人になっても雑貨販売業を営みながら、全国各地の駄菓子玩具の収集を続けていました。
昭和63年福岡市で「懐かし屋」を開業、平成7年に太宰府天満宮参堂で「駄菓子屋のおもちゃ資料館」を開館しました。
平成14年に豊後高田市の「昭和の町」メンバーに惚れこまれ、資料館が昭和レトロの町へ引越し、現在に至ります。
昭和レトロおもちゃコレクターの目指す「おもしろレトロ」
そんな超ド級おもちゃコレクター小宮館長と、うちの代表が密談。
面白いおじさんたちが次に仕掛けるのは、「ワクワクするレトロポップな世界」を文字通り世界へ!
COLTが駄菓子屋の夢博物館とタイアップして行うのは、昭和レトロプロデュース「レトロPOP」事業の全国展開。ひいてはアジアへ、さらには世界へ!!
熱いおじさんたちの夢が世界を駆け巡ります!
テーマは「レトロ楽しい世界で人々に笑顔を!」って、おじさんたち2人が満面の笑顔なんですけどね。
こんな面白いおじさんたちが仕掛ける、レトロPOP。
あなたの街に、おじさんたちのコレクションがお邪魔する日も近いですよ。